円形の導線を流れる電流がつくる磁界
いぬこ
前回までは直線状の一本の導線について考え、そこに発生する磁界の向きなどを学んだね。
いぬこ
ちょっとイヌコの言ってることが難しくてわからないよ・・・
いぬこ
簡単に言うと、導線を巻いてそこにどう磁界がはっせいするか?だよ。
いぬこ
なるほど。巻くとこれまでとは磁界の発生が変わるのかな?
いぬこ
ちょっと変わるんだ。それでは図を使って考えてみよう。
コイルとは・・・導線をまいたものをコイルという。1回巻いてもコイルという。
コイルに電流を流すと、上図のように磁界が発生する。これは地球で実験するとそうなる為、このように磁界が発生すると理解しよう。
とくにコイルの中心部分では磁界が重ね合わさって↓のようになっています。
コイルを流れる電流がつくる磁界
右手の親指・・・磁界の向きを表す
右手の親指以外の4本指・・・コイルに流れる電流の向きを表す
【コイルの周りの磁界の性質 まとめ】
・磁界の向きは電流の向きできまる
・コイルの巻き数を増やすと磁界が強くなる(コイルの場合)
・コイルに鉄心を入れると磁界が強くなる(コイルの場合)
*電流を大きくするためには、「電源電圧を大きくする」または「回路の抵抗を小さくする」などが挙げられます。
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